場面緘黙症のパティシエ、杉之原みずきさんの夢「みいちゃんのお菓子工房」

みなさんこんにちは。

突然ですがみなさんは、「場面緘黙(機能性緘黙)」という言葉をご存知ですか?

場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)は不安障害の一つで、集団の中に入るとしゃべれなくなったり、重度になると体まで動かなくなってしまうような障害です。

「そんな障害を抱えていたら、やっぱり辛いことばっかりだよね。」

「私も場面緘黙で集団生活が苦手だから、みんなみたいに楽しく生きることができないんだよな。」

そう考えている方へ。

そんなことはないです。場面緘黙を抱えながらも前向きに笑っている人はいます。

今回の記事では、場面緘黙症がありながらも、自分への贈り物を大事に育てている12歳の少女、杉之原みずきさんが、どんな風に障害と向き合って乗り越えていっているのかをご紹介していきたいと思います。

これを読んで「障害」について、いろんな角度から考えるきっかけとなれば嬉しいです。

場面緘黙症とは?

場面緘黙症(機能性緘黙)とは、馴れている人や家族などとは普通に話せていても、初めての場所や集団生活を行う場所などでは強い不安を感じて話せなくなったり(緘黙)、体を自由に動かせなくなったりする(緘動)障害です。

人見知りや恥ずかしがりとの大きな違いは、症状がとても強く、何年経っても症状が続く場合があるという点です。

本人はしたくてもできないけれど、周りから見たら「わざと黙っている」と思われたり、「頑固だ」と思われたりと誤解されることも多く、それが「生きにくさ」に繋がってしまうケースもあります。

みいちゃんってどんな子?

みいちゃんこと杉之原みずきさんは、お菓子造りが得意な小学6年生です。

小学校4年生の時からお菓子作りを始め、持ち前の集中力とこだわりで、メキメキと腕前をあげプロ顔負けのスイーツを作っています。

そんな彼女は、幼い時から自閉症と発達障害の傾向があり、ついに学校に行っても一日中動けなくなってしまい、通学すらできなくなってしまいました。

病院での診断結果は、場面緘黙症(機能性緘黙)。

現在は、精神障害者手帳2級と療育手帳(B1)を持っています。

お菓子作りを通した出会い

それまで場面緘黙症の症状から、家族以外の人とコミュニケーションすることができなかったみいちゃんは、インスタグラムで自分の作ったお菓子を投稿したことをきっかけに、コミュニケーションの楽しさを知り始めました。

「この子はなんにもしていない」「甘えている」などといった障害を理解していない人からのネガティブな言葉をそれまで受けることが多かった家族は、インスタグラムのみいちゃんに対する「頑張っているね」とか「すごく美味しそうだね」といったポジティブなコメントを見て、とても感動したそうです。

また、そのコメントに対して家族以外の見ず知らずの人であるにもかかわらずスマートフォンを通してコメントに対してリアクションしているみいちゃんを目の当たりにして、とても嬉しかったそうです。

さらに、みいちゃん自身もインスタを通して人と関わることで自身を持ち始め、再び午前中2時間ですが学校へも通えるようになりました。

そんなみいちゃんのすごいのは、彼女の特性を生かしたお菓子作り。

細部までこだわり、高い集中力で美味しそうなケーキをたくさん作ることで、株式会社クックビズが運営しているfoodion(フージョン)という食に関心のあるプロや個人が登録しているアプリのお菓子部門で1位になったそうです。

その腕前は、すでにお墨付きなんですね!

みいちゃんの作品

みいちゃんのインスタグラム(mizukimm0817)より、どんなスイーツ作品を作っているのかをお見せします!

▼サイドのあたりが難しそう・・。

▼フルーツがたくさんのっていて、シンプルだけどすごく美味しそう♪

▼焼き菓子も作れるんですね!!!

 

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みいちゃんのお菓子工房

そんなお菓子作りに目覚めたみいちゃんには、ある夢があります。

それは、「自分のお店を持つ」こと。

夢の実現のため、クラウドファンディングを実施し成功。2019年より週末限定でお店を開き始めています。

グラウンドオープンはみいちゃんが中学校を卒業する3年後。それまでは、イベントなども盛り込みながら日曜限定など不定期で工房を開店しています。

営業時間やご予約について。

営業時間は、こちらの公式HPのカレンダーよりご確認ください。

また、ケーキのご予約は、こちらより行うことができます。

お店の場所

住所:滋賀県近江八幡市上田町1257−18

終わりに

いかがでしたでしょうか。

本日は、場面緘黙症を持ちながらも持ち前の集中力とこだわりを生かしてお菓子作りに挑戦する12歳のパティシエ、杉之原みずきさんをご紹介していきました。

「みいちゃんのお菓子工房」ぜひ行ってみたいですね。

できないことではなく、できることに目を向けて育てていく姿勢を見習いたいなと思いました。

それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

また次回、お会いしましょう。

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