皆さんこんにちは。
あなたは最近、パートナーや想いを寄せている人に「嫉妬」を感じていませんか?
『そんな嫉妬も、正体がわかれば怖くない!』
と言うことで今回は、あなたの嫉妬がどこから来るのかを、嫉妬ともっとも関係深いとされるポリアモリーの解説書とともに読み解いていきたいと思います。
これを読んで原因がわかれば、もうあなたも『嫉妬』を怖がる必要はありません!
※ポリアモリーという言葉については、(こちら)の記事をご参考にしてください。
嫉妬の5分類とは?

嫉妬の5分類とは、どこから嫉妬が生じるのかを5つのタイプに分けて整理したものです。
嫉妬が何によって生じるのかを認識することができれば、その解消法も同時に見えてきます。
それではこれから、嫉妬の5分類について見ていきましょう。
※この分類は、ロン・メーザーによる研究(The New Intimacy: Open Marriages and Alternative Lifestyles)を参考にしています。
1.独占欲からの嫉妬

これは、パートナーを独り占めできないという恐れを感じた時に生じる嫉妬です。
この嫉妬を感じる人は、パートナーを自分の持ち物だと考える傾向にあります。
そして、パートナーとの『信頼関係』を築くのが難しくなります。
2.疎外感からの嫉妬

これは、自分がのけ者にされることへの不安から生じる嫉妬です。
仲間外れにされたり、相手にされていないと感じた時にこの嫉妬を感じます。
この疎外感からの嫉妬を解消するには、パートナーとのコミュニケーションや、パートナーの友人・知人・恋人との対話の機会を設定することで比較的簡単に、解決することができます。
3.ライバル意識からの嫉妬

この嫉妬の主な問題点は、「自分は他と比較して、どこか劣っていると信じ込むこと」にあります。
「自分よりも特別な存在が出てくるのではないか」と心配し不安になることで、この嫉妬が生まれてきます。
ライバル意識からの嫉妬を持つ人は、「絶えず愛を確かめて安心感を得たがる」傾向にあります。
しかし、ほとんどのそれは、「いっときの気休め」にしかならないでしょう。
それよりも、自分は自分のままで素晴らしいと自分自身が思えるようになること、が、この嫉妬から抜け出すには大切です。
4.エゴからの嫉妬

この嫉妬は、世間体を気にする傾向にある人が多く陥りやすい嫉妬です。
パートナーとの関係がうまくいっていないのは、自分が至らないせいではないか、と周囲に思われはしないかと不安になる人のことを言います。
その背後には、「自分に恥をかかせたな」という心理があります。
また、「なんでこんな人が・・・?」というときに、最高の嫉妬の高まりを感じてしまいます。
5.不安からの嫉妬

これは、もっとも基本的な嫉妬です。
「パートナーが別の人を選び、自分の元を去ってしまったらどうしよう」
という不安から生じるのが、この嫉妬です。
この不安からくる嫉妬には、疎外感や孤独感、欠乏感が常につきまとっています。

「不安」からくる嫉妬を感じるにつけ私たちは、普段いかに、
「予測ができて自尊心を損なわない、安心できる関係」
を求めているのかを改めて痛感することになるでしょう。
この嫉妬から逃れるには、過去や将来についてあれこれ考えくよくよすることを止め、今を全力で生きることを心がけることが大切です。
☆嫉妬のうんちく小噺☆

皆さんは、「嫉妬」は悪いものとばかり考えていませんか?
筆者もそういう意識が強かった人の一人です。
ですが実は、「嫉妬」についての捉え方は、国によって大きく異なっているのです。
日本の友好国トルコには、嫉妬するという意味を表す「クスカンマック」ということばがあります。

「クスカンマック」という言葉には、「嫉妬」という意味とともに、「大事にする」という意味もあるのです。
嫉妬は、「相手に感情を入れ込んでいる証拠」とも捉えることができるのですね。
それをポジティブに捉えたのが、このトルコ語のクスカンマックという言葉でした。
終わりに

さて、本日は『嫉妬』について、ポリアモリーの解説書を参考にご紹介していきました。
あなたが今感じている『嫉妬』の原因は見つけられたでしょうか?
正体がわかれば、解決策を考えることもでき、心を軽くなります。
この記事を読んで、あなたの嫉妬がポジティブな方向に前進していけることを祈っています。
それでは、また〜。
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