皆さんこんにちは。
新型コロナウイルスの影響で人との関わり合いが減り、幸せを感じにくいなぁ、不安やストレスを感じやすくなったなぁ、と感じてはいませんか?
実際、新型コロナウイルスの影響で、不安障害の人が増えたという報告や症状が悪化したというレポートは、すでにアメリカの精神医学界から上がってきています。
ですが、こうした不安やイライラは、実はホルモン(&神経伝達物質)のことを知って、増やすようなちょっとした工夫をすることで解消することができます。
今記事では、幸せに生きていくのに重要な3つのホルモン(&神経伝達物質)である、セトロニン、オキシトシン、ドーパミンのそれぞれの役割と増やし方についてご紹介していきます。
これらのホルモンの特性や、どうやって増やすことができるのかを知って、今日からあなたもコロナに負けない免疫と幸せな生活を手に入れていきましょう。
幸せホルモンを増やして幸せに生きよう♪

近年、うつ病などの精神疾患は、現代人にはつきものと言って良いほどの身近な病気となっています。
ですが、その原因は様々で、人それぞれ過ごしている環境も異なり、一概に「あなたの鬱の原因はこれだ」といったアドバイスをするのは難しいかもしれません。
しかし、幸せを感じるホルモンを取り入れることだけで、不安やイライラを取り除き、幸福感を味わうことができます。
そのため、健常者はもちろん、不安障害や鬱などの症状が出てしまった後からでも、その回復のために取り入れられています。

「セトロニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の三つのホルモン・神経伝達物質を体内で増やすように普段から気をつけていると、幸せを感じやすくなります。
しかも、その三つのホルモンを増やすのは、食事や身近な習慣をちょっと気をつけるだけで良いのです。
これは知っておくべきですよね。
それでは、これから、この三つのホルモンの特性や増やし方を見ていきましょう!
①イライラを抑える「セトロニン」

不安障害などの精神障害を回復させるのにも効果的とされているのが、この神経伝達物質の「セトロニン」です。
セトロニンがきちんと分泌されると、交感神経と副交感神経の二つの自律神経のバランスを整えて、精神を安定させることができます。気分の浮き沈みが小さくなり、心への負担が軽減されます。
反対に、セトロニンが不足すると、重すぎるストレスがのしかかったり、眠れなかったりして、うつ病などにつながります。
ストレスに負けないためにも、セトロニンを分泌させることは大事なんですね。
このセトロニンは一体どうやって体内に取り入れることができるのでしょうか?
実は、とっても簡単なのです。
1. 食べものから取り入れる

セトロニンのほとんどは、「腸」で作られています。
それゆえ、「腸は第二の脳」とも古くから言われているのですね。
セトロニンが多く含まれている食べ物は、
チーズ、豆腐、ヨーグルト、牛乳、味噌、納豆・・・などです。
これらを普段から取り入れるようにしていれば、セトロニンは自然と増えて、精神的なバランスが保ちやすくなるということです。
2. 散歩をする
日中の日の当たるところで15~30分散歩することで、セトロニンを増やすことができます。
自然・太陽の力は偉大です!!
②心を落ち着かせる「オキシトシン」

続いて、別名「思いやりホルモン」とも言われているオキシトシンと、その増やし方についてご紹介していこうと思います。
オキシトシンには、科学的には3つの効果があると示されています。
1. 幸福感を与える。2. 社交性を高める。3. 不安や恐怖心を和らげる。
生きているだけで、「生まれてきてめっちゃ幸せ!みんなありがとう!」という気分を味わわせてくれる、とっても得した気分になるようなホルモンなんです。
こんなに幸せになって、しかも周りの人たちまで幸せにするようなホルモン、持っていない手はないですよね。。。

では、このオキシトシンは、どうやったら増やすことができるのでしょうか・・・?
実は、普段のちょっとした心がけで十分に増やすことができます!
1. スキンシップをとる

もともと、オキシトシンは「出産・育児の際に、母親から分泌されるホルモン」として知られていました。
しかしその後の研究で、母親以外からもオキシトシンが分泌されていることがわかってきます。
そして今では、恋人と一緒にいるときにもとても多く分泌されるとされています。
具体的には、どのようなことをするときにオキシトシンが分泌されているのでしょうか・・?
例を挙げてみましょう。

触れ合う、マッサージをしあう、見つめ合う、ハグする、キスする、撫でる、性交渉する、、、など。
恋人がいなかったり、結婚していない場合でも、好意を持った人とのスキンシップや、家族との団欒、心を許せる友人との食事や会話、ペットとの触れ合いなどでオキシトシンを増やすことができます!
2. 人に優しくする

恋人もいない、家族とも疎遠、友人も遠くにいる・・・という人は、オキシトシンを分泌させることを諦めるしかないのでしょうか。
ご安心ください。
周りにいる人に優しくすることで、オキシトシンを増やすことができます。
何も、恋人や家族などに限定されないということですね。
常に思いやりをもって人に優しく接することで、オキシトシンを増やすことができるのですね。
周りに人がいない環境で・・・という方は、ほっこりするような本を読んだりして、優しい気持ちになることができたら、それでもオキシトシンを増やすことができるでしょう。
3. 人を褒める

オキシトシンは、人を褒めることでも分泌されると言われています。
例えば仕事場で、上司や同僚、部下のことを褒めてみることで、オキシトシンが増えるかもしれません。
③快感を与える「ドーパミン」

最後に、「やる気」に影響を与えるホルモン「ドーパミン」についてご紹介していこうと思います。
このドーパミンは、生きるための活力を与え、幸福感を向上させるホルモンとして知られています。
気持ちだけでなく、頭も活性化するので、普段の仕事のタスクの処理などの能率も向上すると言われています。
反対に、ドーパミンが足りていないと、「やる気が起きない」「仕事が思うように進まない」「無関心や感動しなくなる」などといったことになり、結果的に幸福度を低下させてしまいます。
そんなドーパミンも、ちょっとした心がけで分泌を促すことができます。
それでは、どのようにしたら良いのか一緒に見ていきましょう。
1. 食べ物から摂取する

ドーパミンを作るのに一番のオススメは、チーズです。
その他、たくさん含まれているとされている食材は、乳製品、大豆の煮豆、豆腐、納豆、枝豆、おから、きな粉などです。
チーズ、大豆食品、乳製品などを多く取るようにすると、ドーパミンを増やすことができます。
2. 小さな達成感を味わう

スモールステップで小さな目標を達成するごとに、このドーパミンは刺激され、活性化します。
小さくても達成感を感じることで、ドーパミンは活性化されていくのですね。
最初から大きな目標を立てるより、小さなタスクレベルのことをクリアしていくことで、ドーパミンを出していきましょう!
終わりに

いかがでしたでしょうか。
今回は、幸せになるための3つのホルモン(&神経伝達物質)とその増やし方について、科学的な視点からお伝えしていきました。
皆さんがこの記事を読んで実践してみて少しでも以前よりも幸せだなぁ、ポジティブに生きられるようになったなぁ、と思って頂けるようになれば、この上なく幸いです。
それでは、本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回、お会いしましょう。
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