【コラム】渋谷の宮下公園で見られる感動の物語-A day in the life Shibuya

皆さん、こんにちは。

みなさんは、「障害者やLGBTの人たちと健常者やマジョリティーの人たちが共生する社会」なんてまだまだ先の話と思ってはいませんか?

そんなあなたに今回は、アートの視点から多様性を全面的に推し進めようとしている渋谷区の取り組みをご紹介していきたいと思います。

障害者スポーツに取り組む人や同性のカップルの人たちなどと出会いながら、愛犬と少女が再会するハッピーエンドな物語をお楽しみください♪

渋谷工事現場の壁画アート~A day in the life Shibuya

それではまず、宮下公園の工事現場にある壁画アート-A day in the life Shibuya をご覧ください:)

はぐれてしまった少女の帽子をくわえた愛犬が、ハチ公前でLGBTの二人に出会います。

一方少女も、愛犬を探しているところで外国人観光客と出会います。

「愛犬を見なかった?」

と尋ねています。

続いて少女は、車椅子バスケ(障害者スポーツ)をしている二人組と出会い、会話します。

色々な人に尋ねてみるも愛犬は見つからず、渋谷の人ごみの中一人うずくまってしまいます。

座り込んでしまっていた少女は、盲目の女性が隣に来たことに気がつきます。

少女はその女性と一緒に目的地まで行くことにします。

盲目の女性はご主人と無事に合流することができました。

少女は夫婦二人から感謝されます。

そこへ最初に愛犬と出会ったLGBTの二人が現れます。

彼らの手助けで愛犬との感動の再会を果たすことができました。

様々な人たちが共生している多様性のある街、渋谷でした。

この壁画アートを手掛けたのは!?

渋谷区にある工事現場の壁画アートを手掛けたのは、NPO法人365ブンノイチです。

渋谷区に壁画アートができるまでの経緯はこんな感じです。

ストリートアートで街に付加価値を与えることができるような場所を365ブンノイチのメンバーの人たちが考えていたところ、渋谷区が良いのではないか、という案が出ました。

そこで渋谷区役所に相談したところ、宮下公園の再開発に伴い設置された仮囲いの壁を紹介され、ここに描いてみては?と提案されます。

「これしかない」といった強い思いで、引き受け制作にあたったそうです。

地元の美大生100人近くも参加し、およそ2ヶ月をかけた壮大なプロジェクトは、1年近くもの間、通りかかった人たちを温かい気持ちにしています。

NPO法人 365ブンノイチについて

NPO法人365ブンノイチは、地域の人々に寄り添いながら作品を制作し、街の付加価値を高めていく活動を行っているチームです。

「ストリートアートからソーシャルエンターテイメントへ」という掛け声のもと、生まれたのがこの組織です。

街の人との対話の中で生まれてくるアートをとても大切にしていて、アートの力で街に付加価値を与えられるように日々邁進しています。

この壁画アートの動画~DIVE DIVERSITY SUMMIT SHIBUYA(2017)の公式MOVIEです。

 

何度見てもほっこりしてしまいます♪

終わりに

いかがでしたでしょうか。

今回は、渋谷区にある多様性を許容する街を象徴するアートをご紹介していきました。

マイノリティーが個性として受け入れられるような社会や環境が広がっていくことを願っています。

それでは、本日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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